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年末の大掃除では、どこから手をつけるべきか迷って時間がかかってしまったり、掃除の順番を間違えてホコリが舞い、掃除が二度手間になってしまった経験はありませんか?
さらに、大掃除で厄介なのがエアコン掃除です。エアコンの内部を掃除しようとして逆にエアコンを壊してしまったら大変です。
そこで今回は、ちょっとした工夫で効率的に行える大掃除の手順とチェックリスト、さらにエアコンのお手入れ方法などをご紹介いたします。
1. 大掃除の前に準備しておくべきこと
まず大掃除をする前に必要なのが、掃除道具の準備です。重曹をはじめとした各種洗剤や十分な枚数のゴム手袋、雑巾やスポンジ、ブラシなどが揃っているかチェックし、掃除機も用意しておきましょう。
次に、捨てるものと残すものをリストアップし、それに沿って大掃除の計画を立てていきましょう。
残すもの、捨てるものをそれぞれ段ボールなどに分別し、家具などの粗大ごみが出る場合は各自治体の処分方法に従い、ごみを捨てる準備をしておきます。
2. 大掃除の基本の順番
続いて、大掃除の基本の順番や掃除順序について説明をします。
〇掃除の順番の基本
まず掃除の順番の基本ですが、キッチンのレンジフードやエアコンの掃除、部屋のホコリ取りなどの手間のかかるものから手を付けるようにするとよいでしょう。
こういった細かな作業はあとに回すと億劫になり、結局手を付けられないといった可能性が高まってしまいます。
基本は天井などの高い場所からはじめて、徐々に床などの低い場所に向かって掃除を進めます。
また、家の奥から玄関などの手前に向かって順番に掃除をしていきます。
こうした手順で進めることで、どこまでやったかということが明確になるうえに、残りの作業が分かりやすくなるため、モチベーションの維持につながります。
〇一人暮らしと家族での大掃除の進め方のポイント
一人暮らしとご家族と一緒の場合では、大掃除の進め方に若干の違いがございます。
まず、一人暮らしの方がご自身だけですべてを完璧に仕上げようとすると、とても大変で時間が足りなくなることもありますので、8割程度の仕上がりを目標にして、気楽に進めるのがおすすめです。
最初に部屋の乱れを整えたり、散らばった物をまとめたり収納にしまったりしてからホコリ取りを始めると、効率よく進められます。
一方、ご家族と一緒の場合は、ご家族全員で協力しながら進めることがとても大切です。
部屋や作業内容ごとに役割を分担して、協力しながら進めることで、スムーズに掃除を終わらせることができます。
3. 大掃除チェックリスト
大掃除のチェックリストは、場所ごとにやらなければいけない項目をリストアップするのがおすすめです。
例
キッチン:
天井、照明、レンジフード、コンロ、グリル、シンク、食器棚など
リビング:
窓、カーテン、エアコン、棚、テレビ台、テレビ裏など
寝室:
寝具、間接照明、サイドボード、エアコン、クローゼットなど
浴室・トイレ:
カビ対策、蛇口、タンク、換気扇、鏡など
4. 大掃除の際にはエアコンも掃除しよう!

それでは、エアコンの掃除はどのように行えばよいのでしょうか。
エアコンは部屋の上部に設置されているため、エアフィルターを外す際にホコリが床に落ちてしまう可能性があります。
そのため、先ほども説明したように、部屋のホコリを掃除する前にエアコンのお手入れを行うと良いでしょう。
さらに、エアフィルターの汚れをお風呂で洗い流す場合は、お風呂掃除の前にエアコンのお手入れを済ませることをおすすめいたします。
エアコンの掃除を大掃除の際に一緒にやってしまうことにより、ホコリの掃除などをまとめて行うことができるため、必ず合わせて行いましょう。
5. エアコンの大掃除やることチェックリスト
続いて、エアコンの大掃除の際に役に立つ『やることチェックリスト』をご紹介いたします。
【エアコン】やることチェックリスト
☑ エアコンの運転を停止し電源プラグを抜く
☑ 室内機のふき掃除
☑ エアフィルターのお掃除
☑ 吹き出し口・ルーバーのお掃除
☑ 室外機のお掃除
普段はエアフィルターの掃除だけをしている方も、大掃除では室外機の掃除などもしてみませんか?
各チェック項目についてご説明いたします。
6. エアコンの大掃除の手順
【重要】お掃除の前に
お手入れをするときは、必ずエアコンの運転を停止し電源プラグを抜いてください。
運転中は内部でファンが高速回転していますので、けがや故障の原因になります。
室内機のふき掃除
エアコン室内機の吸い込みグリルと外側を水かぬるま湯を含ませた柔らかい布でふき、その後やわらかい布でからぶきをしてください。

※40°C以上の温水は使わないでください。変形・変色することがあります。
※アルコール、ベンジン、シンナー、みがき粉などでふいたりしないでください。製品を傷めることがあります。
エアフィルターのお掃除
エアコンからエアフィルターを取りはずし、掃除機でホコリを吸い取るか、水洗いを行い、水分をふき取った後はエアフィルターを日陰でしっかり乾かしてください。
なお、フィルター自動おそうじ機能が無い場合、エアコンのフィルター掃除は2週間に1度を目安に定期的にお手入れすることを推奨しています。
こまめに掃除をすることにより運転効率が低下しにくくなり、電気代の節約にもつながります。
使用環境によって汚れ具合は異なるため、環境に合わせてお手入れをしましょう。
エアフィルターの詳しいお掃除方法や注意点などは、こちらのブログをご覧ください。
吹き出し口・ルーバーのお掃除
時間があるときは、吹き出し口・ルーバーを掃除することもおすすめです。

① 掃除棒をつくり、ぬるま湯につけてからよく絞ります。
② エアコンの運転を停止してから、電源プラグを抜いてください。
③ 電源プラグを抜いた状態のまま、両手でルーバーを持ち、ゆっくりと開きます。
④ ルーバーに付着した汚れを拭いていきます。エアコン内部を傷つけないよう、表面の見える範囲だけを拭くようにしましょう。
※エアコン内部のお手入れにはエアコンクリーニング(内部洗浄)をご利用ください。
⑤ お手入れ後は、電源プラグをコンセントにさすとルーバーは自動で閉じます。

室外機の掃除
雨や風の影響で室外機周辺やドレンホース(注1)付近に枯葉などが溜まってしまうことがあります。
放っておくと空気の循環を妨げたり、ドレンホース(注1)が詰まる原因となることもあります。
また、ドレンホース(注1)が上向きとなっている場合は室内機の水漏れの原因となることがあるので、室外機周辺の確認とお掃除をしましょう。
さらに室外機のお掃除の際に、虫の侵入を防ぐための工夫をすることがおすすめです。
7. エアコンクリーニング(内部洗浄)のご紹介
ここまでの手順でお掃除はしたものの、以下の点が気になる方には、当社のエアコンクリーニング(内部洗浄)をおすすめします。
・エアフィルターを掃除したのに臭いが取れない
・エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)の汚れがひどい
・見えない部分のカビや汚れが気になる
エアコンクリーニング(内部洗浄)のご注意
・エアコンクリーニング(内部洗浄)は、高い専門知識を有する業者に依頼をしてください。
・エアコン内部のクリーニング(内部洗浄)は、お客様ご自身で行わないでください。
・誤った洗浄剤の選定・使用方法でクリーニング(内部洗浄)すると、エアコン自体が運転できないなどの故障の原因となります。
最悪の場合は、発煙・発火につながる恐れがあります。
冬の寒い時期には、「スタンダードクリーニング」コースがおすすめです。
こちらのコースでは、壁掛けのままエアコンを取り外さずに洗浄を行うため、その日のうちにエアコンクリーニングが完了します。
終了後、すぐにエアコンをご利用いただけます。
また、クリーニングするかどうかご相談したい方や、エアフィルター・ダストボックスのお手入れなど通常のお手入れが困難な場合には、「簡易点検・清掃」コースをおすすめします。
担当者がご訪問し、簡易的な点検・清掃を行います。
年内にご紹介のエアコンクリーニングをご希望の方は、お早めにお見積もりをお申し込みください。
混雑時やご希望の日時によっては、早めに申し込みをいただいてもご希望に添えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※見積もり対応は当社営業日(月曜日~金曜日)のみとなります。土日祝日・年末年始・当社休業日を除きます。
いかがでしたか?
今回ご紹介したコツを押さえて効率的に大掃除を行い、エアコンはもちろん、お家全体を片づけて、きれいな気持ちで新年を迎えましょう。
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注1 ドレンホース:
冷房や除湿運転によって、室内機内部に発生する水分を、屋外に排水するためのホースです。ドレンホースは下向きの角度をつけて、室内機から屋外に通して設置されています。
※掲載画像はすべてイメージです。
※記載内容や紹介機種はブログ掲載日の2025年12月8日時点の内容です。


