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皆さま、エアコンのお手入れはされていますか?
お手入れを怠ると、電気代が余計に掛かったり、故障の原因になったりする場合もあります。
エアフィルター、吹き出し口などのお手入れは涼しい今の時期がチャンスかも?
今回は、エアコンのお掃除方法をご紹介いたします。
1. 1か月以上エアコンの使用予定がない場合のお掃除手順!
冷房の季節が終わったら、今のうちにエアコンをお手入れしておきましょう。
暖房の季節も快適にエアコンをご使用いただけます。
◎晴れた日に半日ほど送風運転をして、機械内部を乾燥させましょう。
◎エアフィルターを掃除し十分乾かして、もとどおりに本体に取り付けておきましょう。
詳しくは「4. 簡単!エアフィルターのお掃除方法」でご紹介しています。
◎リモコンの電池は液漏れ防止のため、取り出しておきましょう。
2. そもそもエアフィルター掃除って必要? メリット3選
エアフィルターのお掃除についてご説明する前に、そもそもエアフィルター掃除って必要なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
まずはエアフィルター掃除を行うメリットを3つご紹介いたします。
① エアコンの効きが良くなる
ホコリやゴミがエアフィルターに詰まると、エアコンの効きが悪くなります。
エアフィルターを掃除することで、空気を吸い込む力と吹き出す力が回復し、冷暖房の効きが改善します。
② 電気代の節約につながる
運転効率が上がると、無駄なエネルギーを使わないため電気代の節約にもつながります!
③ エアコン内部のカビを抑制できる
エアコン内部は、カビの発生しやすい場所です。
汚れを放置せず掃除することが、カビ菌などの雑菌の繁殖予防に効果的です。
3. エアコンを掃除するとき絶対にやってはいけないこと3選
自分でエアコンを掃除するときの注意点を3つご紹介いたします。
以下の点を守らないと、事故や故障につながる場合もあります。
① 電源プラグを抜かずにお掃除する
エアコンを掃除するときには、必ず運転を停止しコンセントから電源プラグを抜くようにしましょう。
② 市販のスプレー類を使って掃除する
運転中・停止中に関わらずスプレー類は吹きかけないでください。
ガス漏れや、最悪の場合発煙・発火につながる恐れがあります。
③ 吹き出し口を無理に掃除する
エアコンの吹き出し口・ルーバーを無理に掃除することはやめましょう。
掃除道具が奥に入り、エアコン内部を傷つけてしまう可能性があります。
4. 簡単!エアフィルターのお掃除方法
機種によって少しステップは異なりますが、基本的には以下の流れでエアフィルターのお掃除をしましょう。
◎STEP1:コンセントから電源プラグを抜く
◎STEP2:吸込グリル(前面パネル)を開き、エアフィルターをはずす
エアフィルターをはずす際は、ホコリを吸い込んでしまわないようマスクの着用がおすすめです。
◎STEP3:エアフィルターの表側から、掃除機でホコリを吸い取る
エアコンは、エアフィルターの表側から空気を吸い込むため、フィルターの表側にホコリが付着しやすくなっています。掃除の際には、フィルターの表側のホコリをまず掃除機で吸い取りましょう。
また、合わせて部屋が汚れないよう、床に新聞紙などを敷くといいでしょう。
◎STEP4:エアフィルターの裏側から水洗いする
裏側から表側に向かって、汚れを押し出すように洗うとスムーズに洗うことができます。
辺りの汚れをすぐに流せるよう、水洗いはお風呂場などで行うのがおすすめです。
※汚れがとれない場合は、台所用合成洗剤(中性)を入れたぬるま湯で洗ってください。
※40°C以上の温水は、使わないでください。変形・変色することがあります。
◎STEP5:流水ですすぎ、乾いた柔らかい布で水分を拭き取る。
※水切りの際に、エアフィルターを振らないでください。破損する原因になります。
◎STEP6:日陰で十分に乾かす。
※濡れたままエアコンに取り付けると、故障の原因になります。
◎STEP7:エアフィルターを取り付け、吸込グリル(前面パネル)を閉める
パネルの下部両端と中央部を押して閉じましょう。
◎STEP8:電源プラグを差し込む
※フィルターリセットボタンがある機種は本体にあるフィルターリセットボタンを約1秒間押してください。
さらに詳しくお掃除方法を確認したい場合は、以下のページよりお持ちの機種の取扱説明書をご確認ください。
5. 動画で見る!自動おそうじ機能付きエアコンのお掃除方法
自動おそうじ機能付きのエアコンはダストボックスのお手入れも必要です。
自動おそうじ機能付きの機種については、シリーズごとにエアフィルターやダストボックスのお掃除方法を動画でご紹介しています!
1ステップごとに数十秒の動画となっておりますので、ぜひご活用ください。
お手入れ動画 – エアコン(富士通ゼネラル公式サイト)
※フィルターの自動おそうじ機能(注1)がついているエアコンは、エアフィルターを自動でお掃除してくれます。
自動掃除によりダストボックスにホコリが収納されます。収納されたホコリは、1年に1回程度の頻度で捨ててください。
6. エアフィルター以外もお掃除しよう!
時間があるときは、エアフィルター以外の箇所を掃除することもおすすめです。
◎吹き出し口・ルーバーの掃除
① コンセントから電源プラグを抜く
エアフィルター掃除と同様、掃除を始める前に必ずエアコンの電源プラグを抜いておきましょう。
② 掃除棒を作る
ルーバーは手が届きにくいため、掃除棒を作るのがおすすめです。
③ 掃除棒でルーバーを拭く
掃除棒をぬるま湯につけてからよく絞り、ルーバーに付着した汚れを拭いていきます。
エアコン内部を傷つけないよう、見える範囲だけを拭くようにしましょう。
◎吸い込みグリルの掃除
① コンセントから電源プラグを抜く
掃除を始める前に必ずエアコンの電源プラグを抜いておきましょう。
② 水かぬるま湯を含ませた柔らかい布で拭く
※40°C以上の温水は使わないでください。変形・変色することがあります。
※アルコール、ベンジン、シンナー、みがき粉などでふいたりしないでください。製品を傷めることがあります。
③ 柔らかい布でから拭きする
◎プラズマ空清(プラズマクリーン)ユニットの掃除
プラズマ空清(プラズマクリーン)ユニットは1年に1回を目安にお掃除してください。
① 台所用中性洗剤(液体)を薄めた40℃程度のぬるま湯に約10から15分つけ置きする
※台所用中性洗剤の注意書きに記載されている使用量の目安と同程度。
② ぬるま湯の中で上下左右にゆする、またはスポンジで表面をこする
③ 流水ですすぎ、水を切る
汚れが落ちにくいときは①、②の手順を2、3回繰り返す
④ 日陰で十分に乾かす
◎注意点
※40°C以上の温水は使わないでください。
※台所用合成洗剤(中性)以外は使わないでください。
※タワシなど固いものでこすらないでください。
※ドライヤーなどの熱風で乾かさないでください。
※水かぬるま湯で洗ったあとは完全に乾かしてください。
※部品に無理な力を加えてはずしたり、開いたりしないでください。
※ホコリが落下することがあるので、下に新聞紙などを敷いてからお手入れしてください。
プラズマ空清(プラズマクリーン)ユニットを掃除する際の注意点、またプラズマ空清(プラズマクリーン)ユニットの取りはずし方・取り付け方はご使用のエアコンの取扱説明書をご覧ください。
ドキュメント検索(富士通ゼネラル公式サイト)
お手入れ方法の動画でも、プラズマ空清(プラズマクリーン)ユニットの取りはずし方・取り付け方をご確認いただけます。
お手入れ方法:エアコン(富士通ゼネラル公式サイト)
7. どうしても汚れが落ちない…という方へ
エアフィルターの汚れが「どうしても汚れが落ちない…」そんな方におすすめなのがnocria shop!
nocria shopでは、エアフィルターやリモコンといった各種消耗品・付属品を販売しています。
エアコンの形名から検索もできますので、ぜひご利用ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
エアコンは定期的にお掃除をしないと、汚れが溜まりカビの発生の原因にもなります。
シーズン後にしっかりお掃除をして、次のシーズンに備えましょう!
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注1 フィルター自動おそうじ:
1年間のゴミの量を2gにて計算(当社調べ)。微細なホコリの多い環境や油が付着した場合、タバコのヤニ汚れが気になる際は、1シーズンから1年に1回を目安にお客様ご自身でのお手入れをおすすめします。