【乾燥対策4選】手軽にできるお部屋の加湿方法とは?

 

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すっかり朝夕涼しく、秋めいた空気になってきましたね。空気の乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか。
乾燥は、風邪やインフルエンザといった疾患になるリスクを高めることや、肌トラブルを招く原因となることがあります。

そこで今回は、簡単にできるお部屋の乾燥対策についてご紹介します!

 

1. 室内の理想の湿度って?

乾燥対策といっても、具体的にどれくらいの湿度を保つのが良いのか、難しいですよね。
一般的に冬は、お部屋の湿度を50~60%に保つのが快適とされています。
お部屋に湿度計を置いておくと、目安になりますよ。

 

◎お部屋の乾燥が招くトラブル

では、湿度が低すぎることが原因で引き起こされるトラブルはどういったものがあるのでしょうか?
・インフルエンザなどのウイルスや菌の侵入
・お肌の乾燥

・脱水症状:
空気が乾燥すると、体内の水分が身体から蒸発されやすくなります。加えて、夏に比べて冬は積極的に水分を摂らない人が多いため、隠れ脱水症状になる可能性があります。
・静電気:
気温・湿度ともに低い冬は、静電気が発生しやすい環境です。

お肌の乾燥

これらのトラブルを未然に防ぐために、適切な湿度を保つよう心がけましょう。

 

 

2. お部屋の湿度対策4選

では、具体的にどのような対策をとればよいのでしょうか?
厳選した4選をご紹介します!

 

対策①:加湿器を置く

加湿器をお持ちの方は、エアコン付近に配置すると、エアコンから出た暖かい風に水分が加わった状態で室内全体に届けることができるので、効率良く加湿できます。

加湿器を置いて乾燥対策  

 

対策②:室内干しをする

加湿器をお持ちでない方も、簡単にお部屋を加湿する方法があるのでご紹介します。
まず洗濯物を室内に干すことで、湿度があがり、保湿効果が得られます。

干すものがない場合は、清潔なバスタオルを濡らして絞ったものをハンガーにかけて置いておくだけでもおすすめです。
使用後のタオルは必ず洗濯し、常に清潔を保つようにしましょう。

 

対策③:浴室の扉を開けておく 

入浴後は、お湯の入った浴槽の蓋を開けた状態で、浴室の扉を開けておきましょう。
浴槽内のお湯が蒸発することで、乾燥を防ぐことが可能です。

浴室の蓋を開けた状態で、扉を開けて乾燥対策

※浴室近くの壁にカビなどが発生するリスクがあります。扉を開けている間は換気扇を回すなどして、浴室周りに湿気がこもらないようにしてください。

 

対策④:窓や床を水拭きする

窓や床の水拭きもおすすめです(※)。水拭き後の水分が蒸発し湿度が上がるので、お部屋の乾燥対策に繋がります。


また、冬になると気になる窓の結露も、水拭きすることで綺麗に取り除くことが期待できます。
加湿だけでなくお掃除でお部屋も綺麗にできて、一石二鳥ですね!

窓の水拭きで乾燥対策

※材質によってはフローリングが水拭き不可の場合がありますので事前に確認するようにしましょう。テーブルや窓を水拭きするだけでも効果があります。

 

 

3. 湿度の高すぎにもご注意を!

様々な乾燥対策をお伝えしてきましたが、重要なのは「適切な湿度に保つ」ことです。
なんでも度がすぎるとトラブルを招きます。

◎加湿のしすぎが招くトラブル

・カビやダニの発生や増殖:

カビやダニは湿度の高いお部屋が好物。カビが発生しやすい条件は以下の通りです。

カビが発生しやすい条件

※千葉大学 真菌医学 研究センターの矢口 貴志准教授より

特にエアコン内部は放っておくとカビが発生することがあります。日頃からエアコンのお手入れを行って清潔にしておきましょう。

 

・結露の発生:

室内と屋外の温度差が激しい場合に、室内の水蒸気が冷やされると発生します。
これらのトラブルを防ぐためにも、適切な湿度で快適に過ごす工夫をしてみましょう。

 


いかがでしたか?

お部屋にあるもので手軽に乾燥対策をして、秋冬を快適に過ごしましょう♪

 

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