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7月に入り多くの地区では徐々に蒸し暑くなってきましたね。既にエアコンを使い始めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざつけようとしたら「今日は冷房?それとも除湿?」と迷ってしまったことはありませんか?
今回は、除湿と冷房の違いや、快適&お得な使い方についてご紹介します。
1. 冷房と除湿の違いは?
・除湿運転:お部屋の空気の「湿度を下げる」ことを一番の目的とした運転
したがって温度が高くなる真夏には「冷房運転」を、湿度が高くなる梅雨時には「除湿運転」を使うのがおすすめです。
2. 除湿にも種類があるの?
「再熱除湿 (※2) 」と「弱冷房除湿 (※3) 」です。
それぞれの仕組みを簡単にご紹介します。
◎再熱除湿(注1) (※2)
冷やした空気を温めなおし、お部屋に送ります。
室温を下げずに除湿を行う機能です。
お部屋を冷やしすぎず、湿気のみしっかり取り除くことができます。
<このような方におすすめ!>
蒸し暑さを解消したいが、肌寒いのはイヤ…
※使用条件により、除湿量・消費電力は異なります。また、室温が下がる場合や湿度が下がらない場合があります。
◎弱冷房除湿(※3)
弱い冷房運転で除湿します。
湿度を取り、室温も少し下げる機能です。
<このような方におすすめ!>
冷房運転をするほど暑くないが、蒸し暑さは解消したい…
夏の寝苦しい夜を快適にしたい…
※1:機種によって搭載している除湿方式は異なります。
※2:使用条件によって室温が下がる場合や湿度が低下しない場合があります。
※3:機種によっては、設定温度を室温より低く設定しないと除湿運転になりません。環境によって湿度が低下しない場合があります。除湿運転の設定方法は機種によって異なりますので、詳しくは取扱説明書をご確認ください。
ノクリアでは、弱冷房除湿にさらに2つの種類を搭載しています。
◎ソフトクール除湿
通常の弱冷房除湿のことです。
※環境によっては湿度が低下しない場合があります。
◎ひかえめ除湿
お部屋の温度が設定温度に近づくと、通常の除湿よりも冷えを抑えながら除湿を行います。*
*通常の除湿よりも除湿量は少なくなります。
※環境によっては湿度が低下しない場合があります。
3. 選べる除湿・冷房方式でさらに快適
様々な除湿タイプを紹介してきました。
しかし「種類が多すぎてわからない」「結局どれを使えばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
そこで、それぞれの除湿・冷房方式の性能目安を表にまとめました。
※機種によって搭載している除湿・冷房方式は異なります。
※表は目安です。ご使用環境や条件を揃えて測定したものではありません。実際の効果はご使用環境や条件によって異なります。参考情報としてご利用ください。
電気代についても以下にまとめました。
※機種によって搭載している除湿・冷房方式は異なります。
※表は目安です。使用環境や条件を揃えて測定したものではありません。実際の電気代はご使用環境や条件によって異なります。参考情報としてご利用ください。
以上は目安です。
前提として、お得に使用するためには、冷房と除湿の使い分けが重要です。
基本的にエアコンは「室温と設定温度の差」が消費電力に影響し、電気代が左右されます。
そのため、お部屋の環境にあわせた適切なアプローチをすることが大切です。
4. 除湿しているのに湿度が下がらない?
除湿運転をしたものの湿度が下がらない、と感じることはありませんか?
以下のような原因が考えられます。
◎設定温度が室温より高い
エアコンは湿った空気を取り込んで、冷やすことで除湿しています。
機種によっては、設定温度が室温より高いと、運転しません。
外気温が約21°C未満の場合、運転しません。
その場合は、設定温度を室温より低く設定してください。
◎設定温度が室温に近づいている
機種によっては、お部屋の温度がエアコンの設定温度に近くなると、除湿量が低下する場合があります。
お部屋や屋外の状況、在室人数によって、除湿運転では設定温度に到達しないことがあります。
その場合は 、設定温度をさらに低くしてください。
※除湿運転の設定方法は機種によっては異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
以上の対策を実施し、効率よく除湿運転を使いこなしましょう。
5. 睡眠時におすすめの使い方
寝苦しくてなかなか寝つけない、夜中に何度も目が覚めてしまうといった経験はありませんか?
睡眠時におすすめのエアコンの使い方について、ご紹介します。
◎室温は26~28度が快適
一般的に28度以下が寝やすいとされています。湿度は40〜60%程度がおすすめです。
サーキュレーターや扇風機などを併用し、室内の空気を循環させることも効果的です。
◎除湿運転もおすすめ
冷房運転は温度をしっかり下げるため、風量が強くなる場合があります。
一方、除湿運転は温度を緩やかに下げるため、風量は弱くなりやすいです。
そのため、消費電力が下がり、電気代が低くなりやすいという利点があります。
◎つけっぱなしでもOK
睡眠中に室温が上昇すると、熟睡に必要な深部体温の低下が妨げられてしまうので、エアコンはつけっぱなしにすることがおすすめです。 また、夜中に何度も起きてしまい、エアコンのオン・オフを繰りかえすとかえって効率が悪く、電気代が高くなってしまう可能性があります。
◎つけっぱなしが苦手な方へおすすめの便利機能
つけっぱなしに抵抗がある方に向けた、ノクリアの便利機能をご紹介します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
除湿と冷房を上手に使い分けて、夏を快適に過ごしましょう。
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注1 再熱除湿:
AS-X404R2において。日本冷凍空調工業会統一条件
測定条件:室内24℃、湿度60% / 室外24℃、湿度80%、吹き出し温度24℃、消費電力530W、除湿量470㎖/h。(当社調べ)
使用条件により、除湿量・消費電力は異なります。また、室温が下がる場合があります。