電気代節約に!省エネ節電のコツ

 

この度は、nocria shopへのご来店、誠にありがとうございます。

 

今年は、電力会社各社が次々と電気料金の値上げを発表しましたね。
家計のやりくりの中で、「少しでも電気代を抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エアコンの電気代を節約するコツについてご紹介します!

 

1. エアコンはどのくらい電気を使うの?

エアコンの消費電力(W)はカタログや当社公式サイトで確認が可能です。

AS-X22**のカタログ画像

AS-X223Nの仕様表(ウェブに掲載)

※使用環境により消費電力は異なります。あくまで目安の数値です。

 参照:エアコン - 2023年モデル  「ノクリア」 Xシリーズ AS-X223N(富士通ゼネラル公式サイト)

そして、「消費電力量(Wh)」は「消費電力(W)×時間(h)」で算出できます。

例:AS-X223Nを冷房運転した場合

このエアコンはお部屋の状況により能力を変化させるインバータータイプで、冷房の場合、最小能力130W~最大能力880Wの間で運転します。
仮に最大能力で30分間、最小能力で2時間連続運転した場合の消費電力は以下となります。

最大能力30分間での消費電力:880(W)× 0.5(h)= 440(Wh)
最小能力2時間での消費電力:130(W)× 2(h)= 260(Wh)

運転開始時は、お部屋をすばやく冷やすため多くの電力を使用しますが、設定温度到達後は温度を維持するのに必要な電力だけを使用します。

また、算出した消費電力量(Wh)から下記のように1時間あたりの電気代の算出も可能です。
消費電力量(Wh)÷ 1000=消費電力量(kWh)
消費電力量(kWh)× 電力量料金(円/kWh)=1時間あたりの電気代(円)

※エアコンの電気代は、設定温度や住宅性能と言った使用環境や電力会社との契約によって異なりますので、正確な電気代のご案内はできません。

冷房と暖房、どちらが消費電力は高いの?

上図にもあるように、一般的に冷房時より暖房時の方が消費電力は高くなります。

除湿と冷房、どちらが消費電力は高いの?

冷房運転と弱冷房除湿(ソフトクール除湿やひかえめ除湿)運転では、ご使用環境によって消費電力が異なるため、どちらが高くなるかは一概には言えません。ただし、「再熱除湿」の場合は、湿った空気を冷やして空気中の水分を外へ排出した後、冷やした空気を暖めてから部屋へ戻しているので、少し消費電力が高くなります。

冷房 除湿
弱冷房除湿 再熱除湿
目的 温度を下げる 湿度を下げる
室内の温度
最も下がる

少し下がる

下がりにくい
消費電力
※ 評価は環境条件や設定温度によって異なります。

では、どのようすれば節電できるのでしょうか?節電のコツをご紹介します。

 

 

2. 節電のコツ➀ フィルターを定期的に掃除しよう

フィルターの掃除はこまめに、2週間に1回のお手入れをおすすめします。
フィルターにゴミやホコリなどが詰まると、冷暖房効率が落ち、電気代が余分にかかってしまいます。また、フィルターの目詰まりは異常音や水漏れ、臭いなどの原因にもなります。

フィルターのお手入れ方法については、下記ページに掲載しておりますのでぜひご覧ください。

お手入れ方法 – エアコン(富士通ゼネラル公式サイト)

 

でも、2週間に1回のお手入れなんて、時間的になかなか難しい…
そんな方は、フィルター自動おそうじ機能付きのエアコンを選択してはいかがでしょうか?
フィルター自動おそうじ機能は、エアフィルターに付いたホコリを自動的に清掃、ホコリはダストボックスの中に収納されます。溜まったホコリを定期的に捨てるだけで、効率の良い運転を行え、省エネ性を維持します。

フィルター自動おそうじ機能の運転時間約7分、電気代約0.01円/回※(消費電力量0.39Wh)

※運転時間・使用環境等でお手入れ時間が異なる場合があります。
※約0.01 / 回 :AS-X403N2において。電気代単価31/kWh(税込)[令和47月改定]で算出
※動作環境によって効果が低下する場合があります。
※1年間のゴミの量を2gにて計算(当社調べ)。運転時間・使用環境等でお手入れ時間が異なる場合があります。微細なホコリの多い環境や油が付着した場合、1年に1回を目安にお手入れをすることをおすすめします。

  きれいになったフィルターを見て喜んでいるイラスト

  

 

3. 節電のコツ➁ エアコンの機能で節電しよう

風量設定は「自動」に

弱風や微風で運転すると、お部屋が快適な温度に達するまでに多くの時間がかかるうえ、かえって電気をムダに消費しています。お部屋の温度に達するまでに最も効率的な風量設定は「自動」となります。

風量を「自動」に設定すると、設定温度になるまでは強めの風で運転し、設定温度に到達すると風量を弱めて温度を保つように運転をします。

  

設定温度を下げる前に風量を調節しましょう

暑いと感じたら、風量を強くしましょう。体感温度が下がり、涼しく感じます。設定温度を下げるよりも風量を強くすることで、消費電力を少なく抑えることができ節電につながります。
風量を強くすると消費電力が高くなりそうな気がしますが、ファンの回転数を上げても消費電力にはほとんど影響がないんです。
扇風機などを併用すると、同じように体感温度を下げる効果があります。 

運転のオン・オフではなく、設定温度で調節を

冷えすぎにならないよう、こまめに温度調節をしましょう。もし冷えすぎた場合は、運転を停止するのではなく、設定温度を調節することをおすすめします。エアコンは運転中より、運転を開始するときに多くの電気を使います。節電を考えて運転スイッチの入り切りを繰り返すと、かえって多くの電気を消費する場合があります。お部屋がじゅうぶん冷えたと感じたら、設定温度を調整をして冷え過ぎを防ぎましょう。

設定温度で調節しているイラスト

 

4. 節電のコツ➂ 直射日光を避けよう

室内では遮光カーテンを使用するなど、室内温度が上がらない工夫を

窓から入ってくる太陽光は、室内温度が上がる原因です。
夏はカーテンやブラインドを使って、窓からの直射日光を防ぎましょう。
また、グリーンカーテンやシェードなどを設け、屋外からの直射日光を防ぐことも効果的です。

カーテンを閉めるイラスト

室外機周辺の環境も確認しよう!

室外機周辺の気温が高い場合や、直射日光の当たる場所に設置することにより、室外機で行われる熱交換の効率が低下し、冷房効率が悪くなることがあります。室外機の周りに日陰を作る、打ち水をすることにより周辺の気温を下げ、冷房効率を改善することにより節電に効果があります。
ただし、室外機の送風口をカバーなどで覆ったりすることはNGです。吸気や排気の効率が落ちると、かえって多くの電気を消費してしまいますので、注意しましょう。

室外機を直射日光から守るイラスト

 

5. 節電に役立つ機能のご紹介

1)人感センサー(不在eco)
人が部屋にいるかいないかを検知して、ひかえめ運転への切り替えや運転・停止を自動的に行います。
※ お客様ご自身で設定していただく必要があります。乳児やご病気の方、ペットがお部屋にいる場合は、センサーの解除もしくは「オートセーブ」でご使用いただくことをおすすめします。
※機種によっては本機能を搭載していない場合がございますので、ご注意ください。

・運転を自動でセーブ(オートセーブ):

 ちょっとした外出や、他のお部屋に行くときに。お部屋の状況を、センサーがいつもチェック。人がいなくなると、約10分後にパワーをセーブした運転に切り替わります。

人感センサー(不在eco)- オートセーブ

AS-X403N2において。当社環境試験室14畳、外気温35℃、設定温度28℃、風量強風、冷房運転安定時、1時間あたり「不在ECO」オートセーブ機能ON177WhOFF255Whの比較。外気7℃、設定温度20℃、風量強風、暖房安定時、1時間あたり「不在ECO」オートセーブ機能ON75WhOFF146Whの比較。

 

・運転を自動でオフ(オートオフ):

つい不在が長引いたときも、こまめに節電できて安心。
さらに、人の不在が約1時間または約3時間続くと、自動で運転を停止。 お出かけ前の消し忘れも防止できます。(オートオンオフモードの場合は30分後)

人感センサー(不在eco)- オートオフ

・運転を自動でオン(オートオン):

エアコンをオン/オフする手間がなくなって快適。
オートオンオフモードなら、人が戻ったタイミングで自動的に運転を再開。リモコンのスイッチを押す手間を省きます。 

人感センサー(不在eco)- オートオン

2)音声お知らせ

「音声お知らせ」には、「操作内容お知らせ」、「節電お知らせ」、「電気代お知らせ」の3つの機能があります。
※機種によって搭載機能が異なりますので、ご注意ください。

・操作内容お知らせ:

リモコンの操作内容や運転状態を、室内機が音声でお知らせ。入切の設定と音量調整ができます。

・節電お知らせ:

お部屋の状況に合わせて、かしこく節電するためのアドバイスを、エアコンが音声でお知らせします。

・電気代お知らせ:

 今日の電気代をエアコンが音声でお知らせ。節電を意識した運転操作が可能になります。
※機種によってリモコンで電気代をお知らせします。

 

上記機能搭載機種一覧

上記機能を搭載した最新機種は公式サイトでご確認ください。
エアコン - お部屋の広さと機能から選ぶ(富士通ゼネラル公式サイト)

 

いかがでしたか?
少しでも電気代を節約しながら夏を乗り切りましょう!

 

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