【エアコンの災害対策】大雨による停電や台風に備えた対策って?

 

この度は、nocria shopへのご来店、誠にありがとうございます。

9月1日は「防災の日」です。
災害対策は大事だと分かっていても、なかなか日頃から対策するのは難しい、という方も多いのではないでしょうか?

今回は、災害時の「エアコン」にまつわるトラブル事例とその対策についてご紹介します。
エアコンの防災知識についてぜひ参考にしていただき、停電や台風などの災害に日頃から備えておきましょう。



1. 9月1日は「防災の日」

毎年9月1日は「防災の日」に設定されています。
これは、1923年に未曾有の被害をもたらした、関東大震災の発生日であることに由来します。

また、防災の日とは別に、9/1は「防災用品点検の日」でもあります。
これを機に非常用持ち出しバックや、近隣の避難場所などを確認するのがおすすめです👐

それでは早速、エアコンに関する災害対策についてご紹介していきます。

 

  

2. トラブル回避のための事前対策!

台風による停電や浸水、室外機の転倒…では、これらのトラブルを回避するために日頃からできることはあるのでしょうか?
事前にできる備えとして、室外機の転倒リスクを抑える対策をご紹介します。

 

■日頃からできる備え【室外機編】

◎面積が大きい背面を壁側にして設置しましょう。

室外機の面積が広い正面や背面に風が当たると、転倒や位置ずれにつながる恐れがあります。室外機の向きを背面にすることで、風が当たっても倒れにくくなります。

 

◎コンクリート製の置台がおすすめ

強風が当たる場所に室外機を設置する場合は樹脂製の軽い置台よりコンクリート製の置台がおすすめです。

日頃からできる備え【室外機編】

 

■日頃からできる備え【備蓄編】

室外機に限らず、日頃から私たちが準備できるものについても併せてご紹介します。
例えば停電時は断水が起こる可能性があります。ご参考までに、日頃から備えておくべきものをいくつかご紹介します。

◎飲料や非常トイレ等を備蓄しましょう。
◎熱中症予防に利用できるように、浴槽やポリタンクに水を貯めておきましょう。
◎水をペットボトルに入れて凍らせておくと、もしものときに飲料にも冷却にも使えて便利です。

出典:環境省「エアコンが使用できないときの熱中症対策 (PDF: 960KB)」

また、政府が公開している、災害の備えチェックリストも、目を通しておくのがおすすめです。
首相官邸「災害の「備え」チェックリスト」 (PDF: 1,176KB)

それでは、実際トラブルが起こってしまった時の対応をご紹介します。

 

 

3. トラブル① 停電でエアコンが使えなくなってしまった!

落雷などの影響で停電し、エアコンが使えなくなってしまった場合は、以下の対処法を実践してください。

◎電源プラグをコンセントから抜きましょう

エアコンの運転中に停電した場合、電源プラグをコンセントから抜いてください。停電復旧後、運転を再開するときに電源プラグをコンセントに差し込み、リモコンで運転を開始してください。

 電源プラグをコンセントから抜きましょう

運転中にいったん電源が切れると、タイマーランプと運転ランプが交互に点滅をくり返します。リモコンで運転を再開すると、交互点滅は止まります。
交互点滅が止まらない場合は、商品をご購入の販売店または当社コールセンターへご相談ください。
お問い合わせ - 修理・工事・アフターサポート(富士通ゼネラル公式サイト)


また、暑い日に停電などでエアコンが使えなくなってしまうと、熱中症を起こす危険があります。
エアコンが使えない場合の応急処置は以下の通りです。
※これからご紹介するのは一時的な停電に対する応急対応例です。停電時は必ず自治体や電力会社等の情報を確認しながら、ご自身の安全を確保してください。

◎冷気を逃がさないようにしましょう。

室内が冷たいうちは、窓やカーテンを閉めて室温の上昇をできるだけ抑えてください。
それでも時間の経過とともに室温が上昇した場合は、窓を開けて風通しをよくしましょう。
この場合もカーテンは閉めっぱなしで、直射日光を避けることが大切です。

冷気を逃がさないようにしましょう。

 

◎こまめな水分補給を欠かさないようにしましょう。

暑い中エアコンを長時間つけていないと、熱中症のリスクが高まり危険です。
のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。

こまめな水分補給

 

◎身体を冷やしましょう

涼しい服装に着替え、風通しをよくしましょう。
また、濡れタオル等を肌にあて、うちわであおぐことで少しでも放熱することができます。
身体を冷やしましょう。

 

 

4. トラブル② 室外機が転倒・落下した!

◎自分で動かすのはNG

台風や地震といった災害の影響で、室外機が転倒・落下してしまう恐れがあります。
運転中の場合はすぐに運転を停止させてください。(停止中の場合は、電源プラグを抜いてください)
無理に動かすと、配管から漏れた冷媒ガスによる凍傷や、怪我につながる恐れ、さらに感電のリスクがありますので、無理に動かさないでください。再取付け(設置)が必要な場合は、ご購入店様(設置業者様)または当社にお問い合わせください。
室外機を無理に自分で動かすのはNG

 

 

5. トラブル③ 室外機が浸水してしまった!

◎直ちにエアコンの使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜きましょう

大雨や洪水により、エアコンの室外機が浸水または水没をしてしまったというトラブルが発生する場合があります。泥などの異物混入や漏電により、故障や感電のリスクも・・・。

 室外機が浸水した画像

このような時は取り扱いに注意し、直ちにエアコンの使用は中止しましょう。

それでも漏電、故障してしまった場合はエアコンの電源プラグを抜いて、当社相談窓口、または修理業者にご連絡をお願いいたします。
サポート 修理受付ページ:個人のお客様(富士通ゼネラル公式サイト)

※一度浸水をしてしまった場合は、たとえ乾いたように見えても内部が完全に乾いていないことがあるため、漏電や発火のリスクがございます。そのまま使用はせず、早めにご連絡をお願いいたします。
※販売店様独自の延長保証(長期保証)をご利用される場合は、必ずご購入先の販売店様へご依頼ください。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
突然の災害に備えて、これらの情報がお役に立てば幸いです。

 

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▶ エアコン停電時のよくある質問

使用中に停電した場合どうすればよいですか? - よくあるご質問(富士通ゼネラル公式サイト)

 

▶ 特別修理対応について

富士通ゼネラルでは災害救助法適用の地域にお住いの個人のお客さまが所有し、被害を受けた当社家電製品について、特別修理対応を行っています。詳しくは、富士通ゼネラルからのお知らせをご覧ください。

富士通ゼネラルからのお知らせ(富士通ゼネラル公式サイト)

 

 


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